カフェインレスな紅茶の種類について紹介

紅茶は飲みたいけれど、カフェインの摂取は控えたいという方には、ノンカフェインやカフェインレスの紅茶がおすすめです。ハーブティーには元からカフェインの含まれていないノンカフェインのものも多くありますが、カフェインが含まれる紅茶の茶葉とブレンドされていたりする場合もあるので、購入する際はしっかりとノンカフェイン・カフェインレスの記載があることを確認するのがおすすめです。

カフェインレス紅茶の種類

・ルイボスティー

ルイボスティーは南アフリカ共和国にあるセダルバーグ山脈で栽培されているマメ科の植物を茶葉にしたものです。厳しい気候条件の中で栽培されるルイボスは栄養が豊富で、現地では「不老長寿のお茶」と呼ばれ、昔から愛されてきました。抗酸化作用のあるポリフェノールやミネラル成分を多く含むため、健康維持効果や美容効果があるとされています。

・ミントティー

ペパーミントがベースのミントティーはすっきりとしたミントの香りと清涼感で、リフレッシュしたい時におすすめのハーブティーです。また、ペパーミントにはリラックス効果だけでなく胃腸の調子を整える効果もあるとされています。疲れや過度のストレスで胃腸や消化器官が弱っている時は、ぜひミントティーを飲んでみてください。ビタミンはもちろん、むくみを解消してくれるカリウムも含まれているため、美容効果も望めます。特に、フレッシュミントを使って作るミントティーは味も香りも桁違いなのでぜひ試してみてください。

・カモミールティー

就寝前のお供として人気のカモミールティーには、高い安眠効果・リラックス効果があります。自律神経を整えて、イライラや不安などを落ち着かせてくれます。また、カモミールには殺菌効果や、鎮痛・抗炎症作用があるため頭痛や生理痛などを和らげてくれる効果もあります。また抗炎症作用はニキビや肌荒れにも効果があるため、カモミールティーは女性の強い味方と言えます。

・レモングラスティー

レモングラスは、その名の通りレモンのようなすっきりとした香りが楽しめるハーブです。ティーとして飲まれることはもちろん、精油として使われたり、香りづけとして料理に用いられることもあります。レモングラスには消化器官の不調を和らげ、消化を促進してくれる効果があります。そのため、胃痛や消化器官の不調からくる吐き気、胸焼け、便秘、下痢、消化不良など消化器官の様々な問題の緩和が期待できます。また、高い殺菌作用があるため、風邪が流行りだす季節の変わり目などにもおすすめです。

・ジンジャーティー

ジンジャーティーには血行を促進させて体を芯から温めていく作用があります。風邪予防はもちろん、冷えからくる不調の緩和や、生理痛などにも効果があるとされています。新陳代謝を促進させるので、体質改善やデトックスにもおすすめです。また、生姜に含まれるシネオールという香り成分には、疲労回復や食欲増進などの効果があるといわれており、夏バテの解消や予防も期待できます。

・ローズヒップティー

ローズヒップは乾燥させたバラの実を使ったハーブティーです。うっすらとした赤色で、甘酸っぱい香りとフルーティーさがあるのが特徴です。ローズヒップにはビタミンCが豊富に含まれており、その量はレモンの約20〜40倍ともいわれています。そのため、シミやそばかすの予防を中心とした美肌効果はもちろん、ホルモンバランスを整え、生理痛や女性特有の不調を緩和する効果も期待できます。

・ハイビスカスティー

ハイビスカスティーには疲労回復に良いとされるクエン酸やリンゴ酸が含まれています。そのため、すっきりとした甘酸っぱさがあり、アイスティーにして飲むのもおすすめです。また、抗酸化作用のあるポリフェノールやビタミンAなども豊富に含まれているため、アンチエイジング効果やシミ対策にも効果があるとされています。健康促進はもちろん、美容目的でもおすすめのハーブティーになります。

おすすめのカフェインレス紅茶

・Pukka Tea （パッカティー）

Pukkaは100%オーガニックのハーブティーを取り扱うブランドです。イギリスを拠点に、世界各地の有機農法で栽培されたハーブのみを使用し、着色料・人工甘味料・保存料を一切使わずに作られています。カフェインレスの紅茶の取り扱いも多く、きちんと認証を受けて品質が保証されているので安心して飲むことができます。

また、ハーブのスペシャリストと呼ばれる創設者でハーバリストのセバスチャン・ポール氏により緻密に組み合わされたブレンドはハーブティーなのに飲みやすいと、幅広い層に人気のブランドです。

パッカ ミントリフレッシュ（ピッタ） 有機ハーブティー（カフェインフリー）：

ペパーミントをベースに、リコリスやローズなど6種類のハーブをブレンドしたハーブティー。リフレッシュ効果のあるミントの香りとほのかな甘みが楽しめ、すっきりとした味わいです。

パッカ レモングラス＆ジンジャー 有機ハーブティー（カフェインフリー）：

レモングラスとレモンバーベナをベースにジンジャーの刺激を加えたブレンドです。すっきりとした柑橘系の香りとジンジャーの辛みのバランスが良く、爽やかな気持ちになれるハーブティーです。また、レモングラスには強い抗菌作用が、ジンジャーには血行を促進させ体を温める効果があるので、風邪の時期などにもおすすめです。

・Yogi Tea（ヨギティー）

アーユルヴェーダに着想を受け30年以上にわたり、オーガニックティーを作り続けているブランドです。現在は日本でもカルディーや通販などで簡単に手に取ることができるようになりました。カフェインレスのものも多く、幅広い層に愛されています。

ヨギティー カモミール：

良質なオーガニック・カモミールだけを使ったカモミールティーです。優しい香りとカモミールの甘みは、ストレス緩和や上質な睡眠のお供におすすめのアイテムです。

ヨギティー チャイルイボス：

オーガニックルイボスティーをベースに、カルダモンやシナモン、ジンジャーなどチャイに着想を得たブレンドです。ルイボスティーの優しい甘さに、スイートスパイスの香りが加わり、温かな味に仕上がっています。

・CLIPPER（クリッパー）

CLIPPERはイギリスで初めてオーガニックの紅茶を取り入れ、国内初のフェアトレード認証を受けたオーガニック紅茶の先駆けとも言えるブランドです。漂白剤を使用しない「無漂白ティーパック」の製造など、環境へ配慮した取り組みにも力を入れています。

オーガニックハーブティー ラブミートゥルーリー （カフェインフリー）：

オーガニックのシナモン、ジンジャー、クローブにオレンジピールなどがブレンドされたチャイティーです。チャイのスパイシーさとコクに優しい香りが合わさって、ちょっとした気分転換におすすめのブレンドです。

オーガニックハーブティー スノア＆ピース （カフェインフリー）：

夜のお供の代表とも言えるカモミールとリラックス効果のあるラベンダーをベースに、レモンバームを合わせた優しい香りが特徴のオーガニックハーブティーです。2015年に食のオスカーともいわれるGreat taste Awardを受賞しているブレンドで、その味はお墨付きです。