
マグカップといえば、以前は陶器製のものが主流でしたが、実はおすすめなのが耐熱ガラス製のマグカップです。ガラス製のカップはアイスドリンクのイメージが強いかもしれませんが、耐熱ガラスでできたものであればホットにも使えるため、季節を問わず一年中使うことができます。なにより、中のドリンクが見えるので、ドリンクを視覚的に味わえるという楽しみも。良いところだらけのガラスマグの魅力を紹介します。
そもそも耐熱ガラスマグって?
耐熱ガラスマグはいわゆるアイスドリンク用のグラスとは違い、耐熱性の強化ガラスで作られたマグカップです。耐熱ガラスマグは、通常のグラスに比べて非常に強度が高く、熱湯を入れても大丈夫なのが特徴です。耐熱ガラスで作られたマグカップは平均して120度ほどまで対応しており、ものによっては電子レンジにもかけられます。また、陶器製のマグカップに比べて本体が軽く、使用感も抜群です。コーヒーや紅茶はもちろん、スープ用のカップやパフェグラスなど、アレンジ次第で色々な楽しみ方ができる優れものです。
耐熱ガラスマグが人気の理由
耐熱ガラスマグはデザイン性・機能性どちらの面でもたくさんのメリットがあります。
・ドリンクを目でも楽しめる
ガラスマグは機能性はもちろん、とにかくかわいい見た目も人気の秘密です。中に注いだドリンクが見えるため、お気に入りのドリンクを目でも楽しむことができます。泡の乗ったカプチーノなどは美しい層を楽しめますし、ゴロゴロとフルーツやハーブを入れたアイスフルーツティーなどもおすすめです。
・電子レンジ対応で利便性抜群
耐熱ガラスマグはほとんどの製品が電子レンジに対応しています。そういったものであればドリンクの温めはもちろん、マグを使って簡単な茶碗蒸しやカップケーキなどを作ることもできます。オーブンに対応しているものであれば、プリンやマフィンを作ったりすることもできるので、活用の幅も広がります。
・季節を問わずに使うことができる
ガラスマグはホットとアイス、両方のドリンクに対応しているため一年を通して使用することができます。陶器製のマグカップはアイスドリンクを飲むのにはあまり向いていませんが、耐熱ガラスマグであればアイス・ホットどちらでも見栄えがするため、あまりものを増やしたくないミニマリストさんにもおすすめです。
・茶渋や臭いがつきにくい
ガラスは色や臭いが陶器製のマグに比べてつきにくいという特徴があります。長年使っているとマグの内側がコーヒーや茶渋で黒ずんできたりすることがありますが、ガラスマグであればそういった心配はほとんどありません。また、強化ガラス製のものであれば食洗機にも対応しているため、お手入れも簡単です。
耐熱ガラスマグの選び方
耐熱ガラスマグを選ぶ際は、好みのデザインを探すことはもちろんですが、機能面でいくつかチェックしておきたいポイントがあります。
・しっかりと耐久性があるものを
ガラス素材のものは薄はりのものもデザイン的には素敵ですが、長く使うことを考えればある程度しっかりした作りのものを選ぶのがポイントです。また、耐熱だけでなく耐久ガラスと表記されているか、食洗機は対応しているかなどもチェックしておくと良いでしょう。
・電子レンジ対応ならなお良し
耐熱ガラスマグは電子レンジ対応のものと電子レンジ不可のものがあります。電子レンジ対応であれば温め直しなども簡単にできるので、購入前に必ずチェックが必要です。
・保温保冷効果のあるダブルウォールがおすすめ
ダブルウォール構造(二重構造)のマグは、シンプルな耐熱ガラスマグに比べて保温・保冷効果があります。ガラス自体は、いわゆる陶器製のマグに比べると少し保温性が落ちてしまうので、保温・保冷効果が欲しい場合はタブルウォールのものを選ぶのがおすすめです。また、ダブルウォールのマグは、夏場にグラスの表面に結露がつきにくいというメリットもあります。
おしゃれで機能的!おすすめ耐熱ガラスマグ
・HARIO 香りマグカップ
日本の老舗ガラスメーカーとして有名なHARIO。HARIOの耐熱ガラスマグはいくつか種類がありますが、その中でも特におすすめなのが、この香りマグカップになります。ころんとしたデザインはかわいらしいだけでなく、マグの中で空気の対流を生み出し、口元にドリンクの良い香りが集まるように設計されています。コーヒーや紅茶はもちろん、香りを楽しみたいチャイティーやハーブティーなどにもぴったりのガラスマグです。
・HARIO ストレートマグ2個セット
シーンを選ばず使えるベーシックなタイプの耐熱ガラスマグです。シンプルなデザインなので、ドリンクだけでなくスープカップとしても使いやすいアイテムです。食洗機はもちろん、電子レンジも対応しているので普段使いにおすすめです。
・イワキ Airマグ(2重構造耐熱ガラス)
保温・保冷性が高く結露のつきにくい二重構造の耐熱ガラスマグです。内容量は230mlと大きすぎず小さすぎずちょうどいいサイズ感です。イワキから出ている耐熱ガラス製のティーポットと合わせての使用もおすすめです。
・KINTO CAST コーヒーカップ 220ml
丸みのあるデザインが多いガラスマグですが、シンプルでスタイリッシュなアイテムが欲しければKINTOがおすすめです。CASTシリーズはエスプレッソ用の90mlから、220ml、310ml、430mlとサイズ展開が豊富なので、自分のライフスタイルにあったサイズを選べます。また同シリーズでスープカップやティーカップも売っているので、これを機に自宅のカップやマグをKINTOで統一してみるのもいいかもしれません。
・KINTO UNITEA ユニマグ 350ml
コーヒーや紅茶をたっぷり入れたい、という人には大きめサイズのこちらもおすすめです。好みのカラーを選べる、カラフルなストレーナー付きです(ストレーナーなしの販売もあります)。下に重心のあるデザインで安定感があるため、自宅でのひとときや在宅ワークにもぴったりです。350ml、450ml、550mlと日本では珍しい大きいサイズ展開なので、大きめマグを探していたらぜひチェックしてみてください。
・bodum BISTRO ダブルウォールマグ 2コセット 5oz
ガラスマグを探しているなら必ずチェックしたいブランドがBodumです。おしゃれなデザインはもちろん、定番のダブルウォールマグは不動の人気を誇っています。こちらはベーシックなデザインのガラスマグですが、いろんなデザインやサイズ感のアイテムがあるので必ずお気に入りのアイテムが見つかるはずです。また、Bodumのダブルウォールマグはオーブン対応のものが多いのもポイントです。
・bodum MELIOR ダブルウォールティーグラス
モロッコのミントティー専用のグラスにインスパイアされたというこちらは、シンプルな形ながらもスタイリッシュさが際立つアイテムです。取手はありませんがダブルウォールなので温かいドリンクを入れても本体は熱くなりません。高さのあるデザインなので、ちょっとしたスープや冷菜の盛り付け、パフェグラストしても映える作りになっています。
・無印良品 耐熱ガラス マグカップ
画像出典:無印良品ネットストア(https://www.muji.com/jp/ja/store/
cmdty/detail/4549337527300)
割ってしまいそうだし、まずは手頃なものから試してみたいと思ったら、無印良品のガラスマグがおすすめです。もちろん電子レンジ対応で機能性はばっちりです。手に取りやすい価格帯の無印良品の耐熱ガラスシリーズは、他にもティーカップやソーサー、ティーポットなど、幅広く展開しています。
耐熱ガラスマグでワンランク上のおうち時間を
シンプルなのにグッとおしゃれ度が上がるガラスマグは、1個あるとそれだけで普段の生活を華やかにしてくれるアイテムです。もちろん耐熱ガラスであれば、機能面も陶器製のマグカップに負けないくらい使い勝手が良いので、気になったらぜひチェックしてみてください。