おしゃれにサスティナビリティーを!おすすめエコカップと選び方まとめ!

date
2023.03.27

エコカップというもの自体は日本でもかなり認知度が上がってきましたが、実際に普段からエコカップを使っているという人はどれくらいいるでしょうか。実は、カフェにエコカップを持ってくる人の割合は日本では5%以下といわれています。 […]

特集

エコカップというもの自体は日本でもかなり認知度が上がってきましたが、実際に普段からエコカップを使っているという人はどれくらいいるでしょうか。実は、カフェにエコカップを持ってくる人の割合は日本では5%以下といわれています。使い捨てカップやストローによるゴミ問題は、コーヒー業界においても重要な課題となっています。

 

使い捨てをやめてエコカップでリユースの生活を

実は日本はプラスチックごみの排出量がアメリカに次いで世界2位と、ゴミ問題に関しては先進国の中でもかなり遅れています。エコカップの利用やプラスチックカップの廃止は、ヨーロッパなどではもう当たり前のこととなっていますが、日本では未だに1日に100万個以上もの使い捨てカップが捨てられています。まずはお気に入りのエコカップを手に入れて、少しずつでもリユースをする生活へと切り替えていきましょう。

 

エコカップ活用のメリット

エコカップを利用する一番のメリットは、やはり何といっても環境への貢献が挙げられます。最近ではSDGsという言葉も定番化してきましたが、消費者一人一人の行動や意識の変化はサスティナブルな社会への第一歩といえます。また、エコというのはもちろんですが、現在は多くのカフェやチェーン店などで「マイカップ割引」のサービスを提供しているため、うまく活用していけば節約にもなります。わざわざお金をかけてマイカップを買わなくてもと思う人もいるかもしれませんが、頻繁にカフェを利用する人などは長期的な目で見れば経済的な場合もあります。

 

エコカップを選ぶときのポイント

エコカップは頻繁に使うものなので、自分の好みや見た目のかわいさで選んでももちろんOKです。それ以外に、気をつけたいポイントは以下の4つになります。

 

・容量 おすすめは350ml前後

エコカップの容量は基本的に普段よく注文するサイズか、それより少し大きめのものを選ぶようにしましょう。ドリンクのサイズや容量はお店によって多少差があるので、行きつけのお店があればそこのサイズを参考に選んでもいいかもしれません。マグカップ1杯分はだいたい250〜350mlなので、普段ドリンクを頼む際にS〜Mサイズくらいが多い人は350ml前後のものがおすすめです。エコカップの場合、大は小を兼ねるという考え方もありますが、大きくなればなるほど持ち歩きも面倒になってきます。できるだけちょうどサイズのものを選ぶようにして、分からない場合はお店の人に相談してみるのもおすすめです。

 

・保温保冷効果があるか

テイクアウトしてすぐに飲んでしまうという人にはあまり関係ありませんが、仕事中にゆっくり飲みたいという人などは保温保冷効果があるものを選ぶようにしましょう。コーヒーは淹れたてが一番美味しいのですぐに飲んでしまうのが基本的にはおすすめですが、夏場などは保冷効果があるとアイスコーヒーの氷が解けずにより長く楽しむことができます。

 

・蓋のタイプと飲み口の構造は要チェック

エコカップはそのまますぐに飲んでしまうことを前提として作られているため、口の部分が空いていたり、簡単なカバーが付いているだけのものも多くあります。テイクアウトカップの代わりに使うと思えばあまり気にならないかもしれませんが、カバンなどに入れて持ち歩きたい場合はきちんと口が閉まるものを選ぶようにしましょう。ただし、シンプルなデザインのカップの方が値段はお手頃なことが多いので、自分のスタイルにあったものを選んでみてください。

 

・素材までエコだとなお良し!

素材に関しては好みで選んでいただいて構いませんが、保温保冷効果を期待するのであればガラス製やステンレス製のものがおすすめです。また、軽くて持ち歩きが楽なプラスチック製のものはもちろん、最近ではエコ素材やリサイクル素材で作られたエコカップも増えてきています。竹繊維や再生プラスチックなどであれば強度や軽さも完璧で、よりエコにコーヒーを楽しむことができます。

 

おしゃれで機能的!おすすめエコカップ6選

・Ecoffee cup(エコーヒーカップ)

Ecoffee cupはその名のとおり、使い捨て製品に対する働きかけから生まれたエコなコーヒーカップです。「使い捨てではなくリユースを」というブランドメッセージは、まさにエコカップの先駆け的な存在ともいえます。本体の素材は、成長が速く廃棄後も土に還る竹繊維を使っているため、とても軽く持ち運びが楽なのが特徴です。サイズやデザインも豊富で、公式サイトから購入するとカップの底面に名入れをすることもできるので、エコでおしゃれなギフトとしてもおすすめです。

 

・Blue Bottle Coffee エコカップ

スペシャリティーコーヒーの先駆け的存在ともいわれるブルーボトルコーヒー。実はゼロウェイストを目指して店舗でのストローの提供を廃止するなど、サスティナビリティーに力を入れているコーヒーブランドでもあります。そんなブルーボトルコーヒーから発売されているエコカップは、実はEcoffee Cupとのコラボ商品です。シンプルで洗練されたデザインでSNS上でも人気が高いアイテムです。

 

・stojo ポケットカップ 355ml

stojoのエコカップは、本体がシリコン製で柔らかく、折りたたんで持ち歩きができる画期的なエコカップです。シリコン製で折りたたみ式というと、ベコベコしてしまって使いにくそうな印象があるかもしれませんが、しっかりとしたスリーブが付属されているため、意外にも安定感と持ちやすさがあります。蓋には漏れ防止機能も付いており、食洗機も利用可と、機能性の高いカップになります。エコカップとしてはもちろん、旅行やアウトドアシーンなどにもおすすめです。

 

・KeepCup

KeepCupはコーヒーの街として有名な、オーストラリア・メルボルンで生まれたエコカップのブランドです。日本でもカフェや雑貨屋さんなどで見かけることが増えてきました。ころんとしたかわいらしいフォルムは安定性があり、デスクでも倒れにくいのが特徴です。しっかりと長く使える耐久性と飽きのこないデザインで世界中で愛されています。蓋やバンドなどのパーツは個別販売もしており、古くなっても取り替えながら長く使用することができるのもポイントが高いです。

 

・KINTO トラベルタンブラー 350ml

KINTOのトラベルタンブラーは、しっかりとした真空二重構造で保温保冷効果のあるボトルになります。しっかりと口が閉まるのはもちろん、コーヒーや紅茶をストレスフリーに飲めるよう口の部分の構造も工夫されています。360度どこからでも飲めるだけでなく、中のドリンクや氷がドバッと一気に出てこないよう、特殊な内蓋が付いています。ミニマルで洗練されたデザインで、男女問わず使えるアイテムです。

 

・MiiR タンブラー

テイクアウトカップの形にインスパイアされたというこのタンブラーは、シンプルなデザインと機能性の高さで人気の高いアイテムです。本体は二重の真空断熱構造で保温保冷効果があるだけでなく、徹底的にエコに配慮した素材で出来ているのもポイントです。車のカップホルダーにフィットするように設計されているので、ドライブ好きな方や車通勤の人にもおすすめです。蓋は別売りでストロー付きのものや、しっかりと口の部分が閉まるタイプのものもあるので、好きなようにカスタマイズすることができます。

 

お気に入りを見つけて楽しくエコな生活を

持ち歩きやお手入れの手間からか、残念ながら日本ではエコカップを使っている人はまだあまり多くありません。ぜひ、持っているだけで気分が上がるお気に入りのマイカップを見つけて、積極的にエコな生活を楽しんでみてください。