エコに楽しむおしゃれなコーヒーカップ「Huskee Cup」って?

date
2023.04.19

Huskee Cup(ハスキーカップ)は2021年の秋に日本に上陸したばかりの新しいコーヒーカップです。コーヒー業界のサスティナビリティーに着目したこのカップは、その実用性とデザイン性の高さから世界中のカフェやバリスタに […]

Huskee Cup(ハスキーカップ)は2021年の秋に日本に上陸したばかりの新しいコーヒーカップです。コーヒー業界のサスティナビリティーに着目したこのカップは、その実用性とデザイン性の高さから世界中のカフェやバリスタに愛されています。

 

オーストラリア発のエコカップ「Huskee Cup」

ハスキーカップはオーストラリア・シドニー発のコーヒーグッズブランド「Huskee」が開発したエコカップです。カフェ文化の盛んなオーストラリアではテイクアウト用のカップが大量に消費されており、大きな問題となっていました。そのゴミ問題に着目して生まれたのがこのハスキーカップです。またハスキーカップは、本来はゴミとして捨てられてしまうコーヒーハスクを原料として作られています。ハスキーカップはコーヒー業界が抱えるゴミ問題に、二つの側面からアプローチしている画期的なアイテムと言えます。

 

ハスキーカップの原料「コーヒーハスク」とは?

コーヒーハスクはコーヒーの豆を包む外皮や殻のことを指します。ナッツ類の殻や薄皮のようなイメージです。コーヒーハスクはコーヒーの実からコーヒー豆を取り出す際に発生するもので、今まではコーヒーの実同様にゴミとして廃棄処理されていました。ハスキーカップはこのコーヒーハスクを主な原料として作られています。

 

ハスキーカップの生みの親「Huskee社」

Huskee社はコーヒー文化が盛んなシドニーの中でも非常に高い人気を誇るロースタリー&カフェ「Pablo&Rusty’s」のオーナーが立ち上げたブランドです。コーヒーの使い捨てカップとコーヒーハスクという、二つのゴミ問題に着目したサスティナブルな取り組みを行っています。Huskee社ではハスキーカップだけでなく、コーヒーハスクを原料としたソーサーやエスプレッソカップなども取り扱っています。また、ただアイテムを作って販売するだけでなく、各カフェと協力して「Huskee Swap」という仕組みを生み出すなど、コーヒー業界全体を巻き込んだエコな取り組みを実現させています。

 

エコカップをフル活用「Huskee Swap」とは?

Huskee Swapは、各カフェでハスキーカップを交換(スワップ)しながらコーヒーをテイクアウトする取り組みのことです。仕組みはシンプルで、まずは提携のカフェに自分が購入したハスキーカップを持ち込み、コーヒーをテイクアウトします。その後、飲み終わったカップをまた提携のカフェに持ち込むと綺麗に洗浄されたハスキーカップと交換され、コーヒーが出てくるというシステムです。Huskee Swapの提携カフェであればどこでも利用でき、常に状態の良いハスキーカップを利用することができます。

ハスキーカップ自体はかなり長持ちする素材ですが、もし古くなったりひび割れたりした場合は、持ち込まれた提携のカフェからHuskee社に送り戻されリサイクルされます。そのため、ハスキーカップ自体が「ゴミとして捨てられる」ことを防ぎ、再利用につなげることが可能です。日本ではまだこの仕組みは導入されていませんが、今後ハスキーカップ自体がもっと普及していけば日本でもHuskee Swap提携のカフェが出て来るかもしれません。

 

ハスキーカップの3つの魅力

ハスキーカップはエコな素材でできていることはもちろん、他にもたくさんの魅力があります。コーヒー文化が盛んなオーストラリアだけでなく世界中で認められているハスキーカップは非常に利便性を考えて作られています。

 

・使いやすさに着目したデザイン性

ハスキーカップは独特な飲み口の構造など、飲み手に寄り添ったデザインが特徴です。また、ハスキーカップはマイカップとしてだけでなく、実は様々なカフェの店舗で提供用のカップとしても使われています。市販されているハスキーカップには持ち歩きを考慮して蓋が付いてきていますが、実はハスキーカップは蓋なしの状態でも見栄えがするようにデザインされています。また、取手がないため積み重ねて収納できるのも特徴です。実際にハスキーカップはグッドデザイン賞を受賞するなど、そのデザイン性の高さは世界でも認められています。

 

・高い耐久性と軽い本体

ハスキーカップは非常に割れや欠けに強く、軽い素材でできています。その耐久性の高さはハスキーカップを長い期間使ってもらえるようにすることはもちろん、ハスキーカップを導入しているカフェでのコーヒーカップ・マグの廃棄を減らすことにも貢献しています。作業中にかけてしまったり、お客様が割ってしまったりなど、実はカフェで廃棄されるコーヒーカップの量は意外と多く、忙しいカフェになればなるほどその率は上がってきます。ハスキーカップであればそういった心配も少ないことから、海外では提供用のカップとして導入するカフェが増えてきています。

 

・使い勝手に特化した表面の加工

ハスキーカップの表面には、細い筋のような凹凸加工が施されています。これは、ホットドリンクをカップに入れて持った際に熱くないように配慮して作られたものです。またこの溝があることによって、洗浄後にこの溝を伝って水滴が下に落ち、本体が乾きやすいというメリットもあります。

 

カラーは2種類・3サイズ展開

画像出典:huskee-ハスキー-(https://diamond.gr.jp/brand_dia/huskee/)

ハスキーカップはナチュラルとチャコールの2種類のカラーがあります。ナチュラルはオフホワイトのような優しいカラーで、チャコールは優しい風合いの濃いグレーと、どちらもモダンでインテリアにも馴染むデザインになっています。サイズは、6oz(180ml)、8oz(230ml)、12oz(340ml)の3サイズ展開なので、普段自分がよく飲むドリンクサイズに近いものを選べるようになっています。

 

ハスキーカップはどこで買える?

ハスキーカップはハスキーカップの公式オンラインショップをはじめとし、Amazonや楽天など各種オンラインショップで購入することが可能です。実際に、手にとってから購入したい場合は、ハスキーカップの公式サイトから取り扱いのある店舗を調べることが可能です。

公式オンラインショップはこちらからご覧ください。

 

ハスキーカップでおしゃれにコーヒーを楽しもう

最近では色々なタイプのエコカップが出てきましたが、ハスキーカップはシンプルながらも高いデザイン性で男女問わず使用することができます。安定性も高くオフィスなどでも安心して使えるので、マイカップの購入を考えている方はぜひこの機会にハスキーカップを手にとってみてください。